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アンチエイジングワールド インタビュー
シワの悩みを再生医療が解消 
話題の「PRP皮膚再生療法」(1/2)
聖心美容外科/聖心再生医療センター:統括院長 鎌倉達郎

−−聖心美容外科では「再生医療」による「アンチエイジング」に積極的に取り組まれていると伺いましたが、
まずは「再生医療」について簡単に教えていただけますか?

「再生医療」イメージ図

「再生医療」という考え方自体はかなり古くからありますが、その意味としては事故や病気によって失われた身体の細胞、組織、器官の再生や機能回復を目的とした医療をいいます。

例えばどういうものが再生医療として挙げられるかというと、皮膚移植や骨髄移植、臓器移植など、組織・器官の再生に生きた細胞を移植する細胞移植の他、身体機能の回復を目的としたリハビリテーションや、人工的に部位の機能の代わりをさせる義手や義足、人口関節なども広い意味では「再生医療」に含まれています。

 

自分の細胞を使って、組織や臓器、器官の再生や機能の回復を行うことができれば、免疫的な拒絶反応や倫理上の問題なども克服できるでしょう。そのため、培養技術・分子細胞学・生体組織工学・遺伝子工学の発達とともに研究が盛んになり、再生医療は今、国家プロジェクトとしても注目を集めています。

「再生医療」は、私たちが本来持っている自己再生能力を最大限に活用し、負担を和らげることのできる無限の可能性を秘めた医療といえるわけです。

−−なるほど。ではこの「再生医療」の技術がどのように「アンチエイジング」に応用されているのでしょうか。

そうですね。今、一番話題になっているのが、自身の血液に含まれる血小板を使ってシワを消す「PRP皮膚再生療法」という技術です。これは、本来私たちの体が持っている創傷治癒(そうしょうちゆ/傷が治ること)の力に着目した療法で、血液中に含まれる血小板と呼ばれる成分を使って皮膚の若返りをはかるものです。

−−確かに「PRP皮膚再生療法」は話題になっていますね。なぜ血小板でシワが消えるのでしょうか?

「PRP」とは血液内の血小板を高濃度に濃縮させた「多血小板血漿(Platelet - Rich Plasma)」のことで、このPRPは皮下に注入すると様々な「成長因子」を放出します。この「成長因子」の働きによって、コラーゲンの産生や毛細血管の新生などが促されて、肌が若返っていくのです。自分の血液に含まれる成分を使った治療ですので、アレルギーや感染症の心配もなく、これまでのシワ取り術に抵抗があった方にも、安心して受けていただけると思います。

「プレミアムPRP皮膚再生療法」による治療の流れ「PRP皮膚再生療法」1.血液の採取「PRP皮膚再生療法」2.血小板成分の分離「PRP皮膚再生療法」3.血小板成分の注入

−−聖心美容外科の「PRP皮膚再生療法」は2種類あるとお聞きしましたが?

そうですね。当院ではシワの状態に応じて2種類の「PRP皮膚再生療法」を扱っております。1つは目の下の小ジワなどに適した「New-PRP皮膚再生療法」、もう1つはホウレイ線など深いシワに適した「プレミアムPRP皮膚再生療法」です。

「プレミアムPRP再生療法」 ホウレイ線の症例 73歳女性
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