

今回、訪れたのは日本におけるフランス・アロマテラピーの第一人者・日下部知世子さんがプロデュースした大人のための本格的なアロマテラピーが受けられるサロン、「ソワン フィトニック」。
“フィトニック”とは、フランス語のフィトテラピー(植物療法)とトニック(元気になる)を合わせた造語。アロマテラピーで心と身体も元気になるというコンセプト。
最初に聞いたときに、とにかく元気になれると期待でわくわく、サロンを訪ねた。

木目調のロッカールームで着替えをすませて、階段を下りると吹き抜けの明るい空間が登場。吹き抜けに沿った大きな窓から光りが燦燦と降り注ぐ。それだけで、なんだか癒されている気分のようだ。
個室に案内へされ、アロマテラピストのきめ細かいカウンセリングが始まる。
アロマセラピスト: 「本日の体調は?」「肌の調子は?」「どこか気になる部分は?」
この日は、アンチエイジングを意識したボヌールというコースを受けることに。希少価値の高いオーガニックローズオイルとクラリセージのスペシャルオイルで、女性ホルモンのバランスを整え、肌にツヤ・ハリを与えてくれるコースだ。
アロマセラピスト: 「でも肩と首には、Dr.ジャン・ヴァルネのスペシャルオイルを塗布しますね」
スペシャルオイルに心ひかれながら、まずはパーソナルミストサウナで身体を温める。

アロマセラピスト: 「時間はおきになさらないでくださいね。終わったらこちらの電話でお知らせください。」
日頃から冷え性の私にとってなんともありがたいお言葉。パーソナルミストは、空間が狭いため、短時間でしっかりと身体が温まってくれる。なんとも贅沢な設備。このミストサウナは各部屋についているというのはまさにいたれりつくせりのサロンだ。

ミストサウナから出ると、本格的にトリートメントタイム。まずは背中から・・・私の瀕死に身体がアロマセラピストのテクニックでほぐされていく。バラの香りに包まれて、なんともいえず心地よい気分。夢心地の中、
アロマセラピスト: 「Dr.ジャン・ヴァルネのスペシャルオイルを塗布しますね。」
バリバリの首と肩に塗布。一瞬ひんやりするが、その後にじわーっとした感覚が、このオイルのすごさを感じる。
私: 「このオイルはドクターの開発で、メディカル用ですか?」
あまりの感覚に、つい職業病のくせで聞いてしまった。
アロマセラピスト: 「このオイルはフランスで治療にも使われているものです。」
その言葉に納得。この即効性の感覚はすごすぎる。そんな会話を一瞬したけれど、あとはハンドテクニックで再び夢の中へ。
アロマセラピスト:「終わりましたよ。」
90分の施術は、私にとって30分くらいにしか感じられなかった。ほとんど意識なし。まさに至極の時をすごせた感覚だ。
トリートメント後、あたたかいハーブティーを飲みながら、例の吹き抜け空間で休憩。
着替えてからも身体はポカポカ。首・肩もすっかりラクに。この日は、すぐにベットへ直行。深く気持ちのいい睡眠をとることができた。
南青山の贅沢な空間の中、リラックスだけではない治療レベルの本格アロマテラピーをうけられるこのサロン。誰にも教えたくないけれど、本物を探す大人の人にはぜひいってもらいたい。
フランスのアロマテラピーの父と言われるDr.ジャン・ヴァルネの哲学を日本で唯一継承する日下部知世子さんがプロデュース。植物の力によるトリートメントやパーソナルトレーニングなどで健康上のトラブルを解決し、身体のコンディションを整えてくれるサロン。
男性の方もOKなので、ペアで来店する人も多い。
【私が受けた施術】 ラ・フィトニック ボヌール
所要時間120分(施術90分)
〒107-0062
東京都港区南青山4-17-33-1F
03-3423-0121
http://www.soins-phytonique.jp