私の考えるアンチエイジングとは、年を重ねるほど美しさを増していくと思います。
年を重ねて美しさを増すために外見を整えることは簡単です。しかし、私の考える美しさを増すためには身体の健康が大前提であると考えます。身体が発する些細なサインをも見逃さず、細かくキャッチしてその都度対応していくこと、身体が心地良いと思うことをしましょう。この心地いいという感覚を脳に与えることで、脳からドーパミンが発せられ、老化を防ぐことができます。結果として外的・内的な若さも保つことが可能になるというわけです。そういう細やかな対応に、東洋医学はとても向いています。西洋医学だと、身体のサインにいちいち対応しているとどんどん薬が増えていくし、作用も強力で、なんだか大袈裟です。その上、その症状は取れるかもしれませんが、根本の原因はなかなか解決できないものも多いようです。ちょっとした身体の不調にすばやく対応していくには、漢方薬や鍼などがとてもよい役割を果たすと、私は考えています。
年を重ねて美しさを保つには身体の健康が大切だということはお話ししましたが、この身体の健康を保つためにもっとも簡単な方法・・・それは体を動かすことです。
スポーツをするのもいいし、フィットネスに通うのもいいですね。ランニングやウォーキングをされている方も多いでしょう。最近は、おうちで手軽にできる乗馬マシンや足踏みマシンなんかも簡単に身体を動かすにはピッタリですよ。
最近私がはまっているのがピラティスです。走ったり運動したりするのが苦手な私にもぴったりで、トレーニングをしている間、全然しんどくないのです。表面の大きな筋肉より、細かい筋肉やコアの筋肉を鍛えていくことで、姿勢を正ししなやかな体を作っていきます。
もうひとつピラティスが素晴らしいのは、呼吸法をマスターできることです。
これについてはまた別の機会に詳しく書きたいと思いますが、この呼吸法を普段から意識しているだけでも美しくなれちゃいそうな気がします。
